お知らせ

スマートシティ名護モデル推進事業における「やさしいみまもり」支援事業の採択について

 株式会社おきでんCplusC(代表取締役社長:仲程拓)は、沖縄県名護市において、官民連携や先端技術の効果的な活用により地域課題の解決やまちの魅力を高めることを目的に、2023年より名護スマートシティコンソーシアムに参画しております。また、当コンソーシアムでは、観光、交通、健康・福祉、教育など、名護の地域課題ごとにワーキンググループ(WG)を設置しており、その内、「ヘルスケアWG」において、おきでんCplusCは幹事企業を担っております。
 今回、地域課題解決のために名護に集まるプレーヤーの取組を支援し、「“響鳴都市”名護※」の実現に向けた動きを加速化するため、「スマートシティ名護モデル推進事業」がスタート致します。そのモデル推進事業として、おきでんCplusCのWiFiセンシング技術を活用した「やさしいみまもり」支援事業が採択されました。
 採択事業は、課題解決へのインパクトの大きさ、新規性、社会実装可能性などの観点から高い評価を受け、将来的に名護や他地域で社会実装されることが期待されています。おきでんCplusCでは名護市大東区をモデル地区として設定し、区長や民生委員等の地域関係者と協力しながら、地域の高齢者みまもりに取り組んで参ります。 

※“響鳴都市”名護
名護の人や企業、まちの歴史と未来、最新技術と自然などのあらゆる地域資源が、「もっと輝く名護市を創る」という想いを持って、それぞれの力を発揮し、互いに“響鳴”させその力を最大に引き出していくという、名護市におけるスマートシティのコンセプト

【事業概要】
日本全国で急速な高齢化と若年労働力の不足が社会課題となる中、名護市においても、単身高齢者世帯が増加しており、離れて暮らすご家族の懸念や不安、地域関係者・自治体等の負担が一層大きくなりつつあります。本実証事業では、地域の社会課題の解決を目指すとともに、高齢者の方々が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、離れて暮らすご家族や、自治会等の地域関係者と連携し、ICT等を活用した高齢者等のみまもり支援を進めて参ります。
まずは名護市大東区をモデル地区に設定し、当該地域にお住まいの高齢者宅に、カメラやマイクを使わない世界最先端WiFiセンシング技術を搭載した「やさしいみまもりキット」の設置を進めて参ります。
離れて暮らすご家族は、スマートフォンの「やさしいみまもりアプリ」で親の活動状況を24時間365日確認できるようになり、これまで抱えていた懸念や不安が「安心」に変わります。さらに「やさしいみまもりアプリ」は家族・兄弟・親族など複数人を登録可能で、一人の高齢者をみまもる自助の広がりが期待されます。
本実証事業を通して、さらなる安心・安全な地域コミュニティの形成を支援し、地域の社会課題の解決と持続可能な地域づくりに貢献して参ります。

【実施主体】
名称:株式会社おきでんCplusC
URL:https://www.cplusc.co.jp/
本社:宜野湾市宇地泊3丁目7番1号 宜野湾ベイサイド情報センター4階
代表:代表取締役 仲程 拓
設立:2021年5月13日

図1:スマートプラグ型WiFiセンサー(活動検知)
図2:居宅内の設置イメージ

◆お問合せ先
株式会社 おきでんCplusC(シープラスシー)
TEL 098-870-9610(平日9:00~17:00)/E-mail info@cplusc.co.jp

【PDF】スマートシティ名護モデル推進事業における「やさしいみまもり」支援事業の採択について