【協定締結】沖縄市・宜野湾市・豊見城市「高齢者みまもり共同実証実験」の実施
最先端のテクノロジーを使った「高齢者みまもり共同実証試験」の実施および協定の締結について
沖縄市(市長:桑江朝千夫)・宜野湾市(市長:松川正則)・豊見城市(市長:山川仁)と株式会社おきでんCplusC(代表取締役社長:仲程拓、以下CplusC)は、高齢化の進展に伴う、自治体における高齢者みまもり等の業務負担の増加や、高齢者のみまもりを行うご家族の時間的・経済的負担の増加という社会課題を解決し、いつまでも元気で笑顔に満ちた暮らしができる社会の構築を目指して、4者が緊密に連携・協力して共同実証試験を実施することとし、この度、協定を締結いたしました。
急速な高齢化と若年労働力の不足が社会課題となっており、沖縄県内においては、単身高齢世帯の増加が全国平均を上回り、離れて暮らすご家族の懸念と地域支援の負担が増加しております。
CplusCの提案する「新しいみまもり」では、最先端のテクノロジーである「Wi-Fiセンシング技術+AI」を活用して、人が訪問するこれまでの方法では実現できなかった、“地域全体の高齢者を常にみまもる”ことを実現します。
1戸あたり数個のWi-Fiセンサーを設置すると、みまもり対象者が普段通りの生活をしているだけで、みまもる側はタブレットやスマートフォンを通じて、屋内における24時間365日の活動状況・睡眠の質・呼吸状況等を確認することが可能になります。Wi-Fiセンシングは体感することができない電波の反射波を活用するため、ウェアラブルデバイスの着用やカメラやマイクの設置は不要で、プライバシーの侵害や機器への不正アクセス等のセキュリティリスクが回避され、安心してご利用いただくことが可能です。
このWi-Fiセンシングデータに加え、スマートメーターを通じて得られる電力使用状況データや気象情報をAIが比較・分析・判定し、家族・地域・行政に伝える事で、安心・安全の提供と時間的・経済的負担の削減を同時に実現することを目指しています。
また、昨年実施した技術検証では、利用者間のコミュニケーション頻度が活発化したことが確認されており、離れて暮らす大切な人どうしが繋がることで、コミュニケーションを促進し、ココロもカラダもいつまでも元気で笑顔に満ちた暮らしが続くことを支援する方策についても、今回の共同実証試験の中で再確認する方針です。
今回の共同実証試験の実施による行政側のメリットとしては、①センサーとAIによる情報収集・状況把握に係る人的負担の削減、②一斉通知(家族・地域・行政)による情報共有の効率化、③情報の一括管理による人的な情報伝達ミスの削減等が見込まれ、高齢者みまもり支援に係る行政側の業務負担削減を図ることが可能です。
本年秋頃より、沖縄市、宜野湾市、豊見城市にお住まいの単身高齢者世帯(合計で500世帯程を想定)のご協力を頂いて、その後1年程度の実証試験を進めていく計画です。
【会社概要】
設立:2021年5月13日
所在地:沖縄県宜野湾市宇地泊558-18宜野湾ベイサイド情報センター4F
代表者:代表取締役社長仲程拓(なかほどひらく)
資本金:35百万円(資本準備金35百万円)
社員数:7人(2021年8月末現在)
事業内容:
・通信ネットワーク及び電子技術を利用したみまもりサービス等を始めとするサービスの提供、データ提供・連携及び関連する機器等の販売、賃貸事業
・通信ネットワーク及び電子技術を利用したコンピュータシステム、アプリケーションソフトウェア及びコンテンツの企画、開発、制作、保守、管理、運営業務
・通信ネットワーク及び電子技術を利用したサービスモデルの販売、調査、各種コンサルティング事業等
【経営理念】
おきでんCplusCは、
ひととひととの結(つながり)を通じて
いつまでも元気で笑顔に満ちた暮らしづくりに貢献することで、お客さまに寄り添い、ココロのエネルギーをお届けします。